介護職では、常にスキルアップをすることが求められます。スキルアップをすれば、仕事への理解力が高まり、業務の熟練度も上がります。その結果、より質の高い介護ケアを提供できるようになるのはもちろん、給料アップを実現することも可能です。

例えば、無資格で働いている方は、資格を取得するのが一番効率的なスキルアップ方法です。介護職員初任者研修を取得すれば、身体介護に従事することが可能になり、一人ひとりのお世話を任される立場になれます。

介護職の中で最高位の資格と言われるのが、介護福祉士です。未経験から介護福祉士になるためには、実務経験ルートや養成施設ルート、福祉系高校ルートがありますが、多くの人が実務経験ルートからの資格取得を目指しています。介護福祉士は、働きながらでも資格取得が目指せるため、仕事と勉強を両立しながら、トライしてみると良いでしょう。

介護職に従事する上で、最も重要になるのが、コミュニケーションスキルです。介護職は人と人との関わり合いで成り立つ仕事なので、深い信頼関係を築くことができるほど、業務を安全によりスムーズに行えるようになります。

介護士になると、職場での人間関係だけでなく、利用者とその家族との人間関係もこなさなければなりません。実際、職場の人と上手くやれなかったり、利用者との距離の取り方がわからなかったりと、接し方で悩む人は大勢いらっしゃいます。もし、人間関係で躓くようなら、信用できる上司や同僚に相談してみると良いでしょう。同じ介護現場で働く者の視点から、良い糸口が見えてくるかもしれません。

もちろん、介護士は人間関係だけでなく、仕事の忙しさや体力面の負担など、さまざまな問題を抱えています。悩みの事例や解決策については［介護現場のお悩みONLINE］に詳細に記載されているので、よかったら一読してみてください。